演奏家プロフィール

ヨハンセン 陽子
Yoko Johannsen
桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学、ベルリン国立音楽大学“ハンス・アイスラー”を卒業。
2002年第9回アネモス国際声楽・器楽コンクール(ローマ)第3位。同年に帰国後、後進の指導及び演奏活動を行うなかで次第にグリーグの音楽に魅せられ、再び留学を決意。2006年よりノルウェー政府奨学生としてグリーグアカデミー、2007年より国際ロータリー財団奨学生としてノルウェー国立音楽大学にて研鑽を積み、同大学院を修了。現在進行中のグリーグ全曲演奏会のほか、グリーグハウス(ベルゲン)でのリサイタル、ドイツ・キール城に於けるピアノ協奏曲イ短調の演奏等、北欧音楽に積極的に取り組んでいる。
これまでに、ピアノを二宮裕子、上野久子、G.クプファーナーゲル、E.ロッティンゲン、E.ステーン・ノクレベルグの各氏に、室内楽をW.オルベルツ氏に、フォルテピアノをL.グラーセル氏に師事。


高橋 礼子
Reiko Takahashi
東京に生まれる。6歳から岸川基彦氏のもとでピアノを始める。桐朋学園大学付属音楽高校で富本陶教授に師事。
同大学を卒業後、1992年に渡独。ベルリン国立音楽大学“ハンス・アイスラー”でG.クプファーナーゲル教授に師事。ディプロマを経て同大学院にて研鑽を積む。1996年スタインウェイ.コンクールで優勝。ベルリン国立歌劇場管弦楽団メンバー始め、さまざまな編成での室内楽公演を行う。2000年6月、スクリャービンピアノ協奏曲をベルリン交響楽団と演奏し同院卒業。現在、ベルリン国立音楽大学“ハンス・アイスラー”非常勤講師。ベルリンを中心にピアノトリオ、デュオなど室内楽の活動を精力的に行っている。
これまでに室内楽を小出信也、岡田伸夫、R.ゴットーニ、B.パップ各氏に師事。