非常事態への対応組織

  1. 原発事故を教訓として、原発に対して「原子力安全庁」が出来た。しかし、また政治家・学者・役人などでの組織遊びが始まるのではないかと心配している。それらの人も真剣に頭は使っているのはわかっている。しかし、所詮育ちが育ちだから、それらの人々任せでは以下に述べる「原子力安全軍隊にはならない」と言いたいのである。



  2. ここまでやらなければ、本当の専門特殊部隊があるとは言えず、機能することにはならない。ところが、今また役人と学者中心の世界が生まれようとしていると思えてならない。
     地元の土木業者から聞いた話だが「大手建設会社には1年に数日しか働かない(働けない)高給取りの人が居る。特大なクレーンの運転手で、何十メートル以上の巨大な橋梁を船上のクレーンでつり上げ波や風などすべて計算に入れながら、目的のポイントにぴたりとおろせる人」と言う。そのためには日常の節制や訓練も必要だろう。特殊部隊とはこんなものであろう。

  3. 以上は原発に関する記述である。しかし、消防・警察・官庁・地方行政などレベルは違えども、すべての組織が同じような考えを持ち準備する必要があるだろう。