眼の経過
- 眼は両眼で見ているので片眼の異常には気付きにくい。私の場合は片眼ずつ閉じることが出来るので、片眼の極端な異常はわかるのだが、微妙な点は所詮わかりにくい。
- 70歳位になったとき、健康診断で眼に異常ありと言われたのだが気にしないでいた。
- この頃歳だからよせば良いのに天体望遠鏡やバードスコープなどを買った。それで青空を見ていると、一部に暗いグレーのところがあった。一瞬「安物だから機械がおかしい」と思いかけたのだが、別の眼で見てみるとそんなことはなく、自分の眼の異常を知った。望遠鏡や双眼鏡でもあれば、青空でも覗いてみれば簡単に異常はわかりそうである。
- 白内障とも緑内障とも言われていないのだが、加齢黄斑変性がある。マス目の用紙を作成して片眼で見てみると歪んで見える。72歳まで気付かなかった。
- ゴルフボールは73歳の今でも両眼ならば200ヤード程までは見えるのだが、明らかに動態視力は落ちていて、キャディーさんに「ア!どこに行った?」と聞くことが多くなった。こんなことで73歳で一度専門科に行ってみることにした。
ただ、ちょっと暗くなり10メートル程のパッティング距離でキャディーさんに「見えないから旗を持っていて」と言うほどは悪くなっていない。
-
眼の精密検査ははじめて、専門科に行ってみると下記のようなことでちょっと驚いた。
- 必ず視力検査をされる(これは度の急変がないかどうかチェックする程度だろう)。
- 次に機械による検査をする。驚いたのはその機械による検査によって網膜などの細胞層までハッキリわかることだった。
- 検査結果は、白内障少々あり(年齢)、緑内障なし、黄斑ありと言うことだった。
- 経過観察はしているが、黙って先生の日程に従っていたら、2ヶ月に1回の検査を指定されるので「大きな変化はなさそうだし、患者さんも多そうだし先生も大変そう、軽い者が大学病院では申し訳ないし」と言いながらインターバルを聞いてみたら「では、半年に1回程度としましょうか、異常を感じたらいつでも来て下さい」となった。