肺気腫
《2015年7月最新情報 74歳4ヶ月》
- 肺気腫と言われ、咳も痰も出て妻がうるさいので、仕方なく肺の精密検査に行った。
- 検査結果は肺活量4100(年齢と体格に比較して平均より10%上)、呼気2600(年齢と体格に比較して平均より10%下)、CT画像で気腫(空洞なために黒く抜ける)は小さなものが結構見える、と言う具合で、息切れなど日常生活に影響ないようなので1年毎の経過観察でよいでしょうとなった。
”白く見える変なところがある、いろいろ考えられる”と先生が一瞬気にしたのだが、私が「以前から言われている個所がある」と言うと、幸いにも同じ病院での1年半前の画像があり、その画像にも同じ問題箇所があり比較し「変化なしなので経過観察でよいでしょう」となった。
学生時代だが私より細い仲間とピンポン球を呼気で吹き飛ばす競争をしたことがあるのだが、彼の勢いはすごくて、私はたいしたことはなかった記憶があり、呼気の弱さは体質と気にしないことにする。
- その日の午後だから数時間後だが、同窓会があった。ある奴が「肺気腫で肺活量は2500で勿論平均以下、呼気は1/3で危険と言われた」と説明していた。こんなレベルになると、痰を押し出す力がなくなり、窒息する危険が増すのだそうである。
- 寿命末期の人などは、頻繁に痰を吸い取っている、誰だかは忘れたが最後にゴロゴロと言う痰の音がして息絶えた近親者も居る。
- 先生に”ちょっとタバコを吸うと急激に痰が増えるが?”と聞くと「それはタバコという刺激からでしょう」と言われた。私の肺は刺激に弱い(寒さなども含む)ようである。
こんなことで、下記に示している勝手な推測は間違っていそうである。
肺気腫とは肺が空洞化するものである。当然、肺活量などが落ちる、肺による酸素と二酸化炭素などの交換量などが落ちるなどの結果となる。
咳や痰がひどくなる現象も出るらしい。私にはそれが出ている。
《40代の頃》
- タバコは20歳で吸い始め、ピークでも1日1箱だった。40歳頃、痰がひどくてティッシュの箱を抱えて仕事している時期があった。しかし、そんなことも数ヶ月で自然になくなった。
- 痰は少々出る方だったかも知れない。特に痰がタールやばい菌や白血球の死骸だと知ってからは、胃の弱い私としてはそんなものが胃袋に納まるのはよくないと考えていたから飲み込むことはしないように努めていた。
- お婆さんはタバコも吸い、ぜん息持ちだった。父親はぜん息持ちではなかったが、50歳位でタバコはやめたろう。私は、60歳を過ぎ寒い空気に触れると、一時咳き込み痰を10分など出続けることがあった。冷えた空気には少々弱いかも知れない。
《肺気腫》
- 73歳の時にはじめて健康診断で軽度から中度の間の肺気腫と言われた。ただ、健康診断で検査の先生が念入りに見たので、その時に発見されたもので、以前からあったもの・いつ時からは出来ていたものだろう。若い頃ラッパを吹いていたが、この頃肺活量は5500位あったが、74歳の今は3500位にはなっているはずである(健康診断観察などで)。
- インターネットなどで調べてみると、咳や痰が出ることは書いてあるのだが、何故そうなるのかはほとんど書かれていない。そこで自分で独自の解釈を試みたいと思う。
- 咳や痰を減らすのは、タバコをやめるのは一番で条件なのだろうが、それは肺へのタールなどの浸入を減らすということであるだろう。
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私はこんな風に思う。
- 肺には繊毛があり常に異物を押し出していると言う。それは痰となり外に排出されるか無意識の内に胃などに流れて行く。
- 肺気腫の場所は、空洞になっている。このような状態では当然繊毛にも欠陥個所が出てくるだろうし、全体の繊毛の力も落ちている。ポケットのようなものだから痰などがまとめた溜まりやすいだろ。
- タバコなどの異物が入ってくると、繊毛の弱体化により定常的に押し出す力が不足し、タールその他も留まり、白血球などはそれを殺そうと活動し、死骸となり肺内に留まってしまう。ポケットがあれば尚更溜まる。
- そこで、異物や白血球の死骸である痰が器官を塞ぐ。塞がれれば苦しいから咳で押し出すことになる。
- と言う我流の理屈である。
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私はクシャミなどをするとしばらく、痰が出続け、その結果咳も出続けしばらくすると治まる。これは60歳頃から自覚している。寝て居て突然鼻がむずむずして1発のクシャミでこうなり30分など続くのだ。
- この原因だが、1発のクシャミで肺が収縮などして気腫に収まっている異物が気道に排出され、
- 気道に排出された異物が肺から排出されるまで、押し出し咳が続く、これを1回やるとその後1ヶ月などはこんなことはなくなる。
と言う理屈である。どうだろうか?
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《血圧降下剤の影響?》
- 72歳の頃から血圧降下剤をもらいはじめた。咳との関連から記述する。
- 1週間ほどすると口内に粕が溜まるような感じになり、プップと粕を吐き出すような仕草が出始めた。それは徐々にひどくなっていった。
- 数ヶ月観察し、こんな風に思った。「血圧が降下すると血液の循環は落ちる→いろいろな循環も落ちる→その一つとして唾液などの量も落ちる」と言うことである。徐々に喉奥にも粕が溜まるような気分になり、そのせいで空咳を出すようになってきた。しかし、粕があるわけではない。先生に聞いた見たが「そんなことはないでしょう」と言う。薬も人によりいろいろな副作用があるのだから、これ以上先生に聞いたもわからないだろうと聞くのはやめた。
- 1年程経過すると「口の中が粘るようになった、一時はねばっこい唾液も多く出るようになった」。
- これは非常に気になったので口腔外科に行き診察してもらった。変な菌も居ないようだし、ガムを噛まされての唾液分泌も悪い方ではないらしい。それで終了としてしまった。
- とは言え、何もしていない時の分泌は明らかに悪くなっている。別の先生と相談し、血圧降下剤を2〜3週間やめてみることにした。
- 実は数日だが降下剤をやめたことがある。妻が「血圧降下剤をやめた」と騒ぎ続けたのでうるさくてまた飲み始めてしまった。先生から聞いた時には妻も一緒だったから今度は何も言わないだろう。