1日目 |
- 入院受付
- 病室に行くと、看護婦などの措置や説明、手術医からの説明。老人になると大変だ、薬は取り上げられ、転倒防止などまで注意される。
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2日目 |
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- 朝8時に手術室入り、11時頃病室に戻る。手術直後手術室で”終わりましたよ”と聞こえてきたので、思わず”肺は綺麗でしたか”と聞いてしまった。先生は”まあまあですね”と言っていたような記憶がある。
写真(写真クリックで拡大する)は摘出した腫瘍だが、肺に出来て横隔膜に癒着もせずに押し付けられていたので、こんな形状になっているのだろう。現物を見た妻と息子は「貝みたいなもの、おちょこみたいなもの」と言っていた。
- ベッドに戻って、動かないようにくくりつけられ、その日はそのままだった。食事は夕食からで完食だった。
- 予想通り、私の身体は痛みなしだ。
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3日目 |
- 午前中に尿道に入っていたドレーンを抜いてくれた。看護婦と歩行チェックをし、問題ないのでそれからは点滴をつけたままだが自由に動けるようになった。看護婦は私の歩行を早いと感じたようで”いつもこんなですか?”と言っていた。
訪れた先生が”咳をして見て下さい”というのでしてみると少々痛いので控えめにやっていたら、もう少し強くなどと言われた。
- この頃の私の体重は75kg位、夕方体重を量ると点滴膨れで+3kgにもなっている。その後頻繁にトイレに行きたくなり、その日は翌朝までに7-8回はトイレに行っただろう。11年前に前立腺を摘出し尿が溜まりにくくなっている身体だが静かに寝ているから1回で300ccはあるだろう。だから尿や発汗で2-3kg減と思っていると、翌朝体重は元に戻っていた。
- 夜咳をしたら、あるいは痰を出したら、血が混じっていたり、やや固まった血が混じっていたりした。肺を手術したし内部に溜まった血が出てきたのだろうと思ったが、数回そんなことを感じただけだった。
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4日目 |
- 何もない1日、多分こうなる!と前日妻にカメラを持って来てもらっていたので、病院内から周囲のビル群を撮影し回っていた。
- 先生が退院日の打診に来たので、出来れば翌日(金曜日)、出来なければ家の仕事上土日は避け月曜日をお願いした結果、夕方に翌日退院と言われた。
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5日目 |
朝から退院待ちだった。電車で帰りたい。途中下車して写真を撮りたいと言うと妻から拒否され、家にタクシーで直行した。 |
とこんなあっさり入院で、記述することもほとんどない。