- 後期高齢者入りした途端に、帯状疱疹を患った。風邪をひき、額にピリピリする点が一個所発生したが何でもなくなったので放置、数日後数カ所に疱疹がまた発生したが痛くもないので放置し表面的には治癒、ひいた風邪の治りが遅いと医者に2回程薬をもらいに行き、その間10日間くらいで数回の飲み会その他で、ちょっと疲れたがなどと動いていたら、左まぶたが大きく腫れ、どんどんとひどくなった。明らかに帯状疱疹だった。この頃から痰がちょっと違ってきた。
- 帯状疱疹では1週間C病院に入院して毎日3回の点滴により治療し、疱疹は治まり退院したが、左眼視軸のズレ(入院中から発生し、その後2ヶ月で自然に治癒)、左眼の奥の痛み(退院後2週間ほど、この間痛み止めをもらう)、同時に左まゆ毛付近の左額の強い痒み(今も少々残)、左眼の目元の異常感(目元にゴミが常に入っている感じ)などが続いている。これは日常生活や仕事にも遊びにも影響しないので医者に通うこともなく放置している。痒みなどは永久に治癒しないのかも知れない。
-
もう75歳も過ぎ間もなく76歳、いつまで書き続けられるかも疑問だが、今追加したくなったことは下記である。
- 帯状疱疹になる2ヶ月ほど前から、それまで日に2-3本吸っていたタバコもやめてしまった。やめた原因は痰がひどくて、その痰をはき出すのに咳もするからである。痰が出やすい体質は若い頃からだった。これで痰も咳も止まると期待していた。希だが、睡眠中急に鼻がムズムズしてくしゃみなどすると、身体が活性化するのか痰と咳が小一時間止まらなくなってしまうのも大変だった。アレルギーで毎日朝洗面時などには10回程クシャミをする。花粉症などの一種かも知れないのだが若い頃からのことで、それが終わればスッキリしてしまうので気にしてはない。
- タバコをやめて半年以上も経過しても咳や痰は帯状疱疹後続いている。5年程前に血圧降下剤をもらい始めてからの以前からあった口の中の異常感も益々強くなってきている。異常感とは、口の中に食べ物粕がたまる感じ、ガサガサして口の中の粘膜がはがれる感じ、ある時は乾く感じ、ある時は粘つく感じなど、極めて複合的な異常感で、一言で言うのも難しく、説明もし難い。これはA病院で5年程前に血圧降下剤をもらいはじめてから感じはじめ、徐々に強くなってきているのだが、病院ではそんな薬の副作用はないと言われていて、自分自身は?になっているものである。
- 口の中の異常感と咳と痰があるが、口の中の異常感はともかく前から検査している呼吸器科で再検査を受けることにして検査してもらった。痰と咳ならばまず呼吸器と思うだろう。これはB病院である。そこで大きな異常は発見できなかった。でも少々少なくなったとは言え、痰や咳は気になるレベルで続いている。
- BやC病院以前にA病院で分泌系の内科にも甲状腺ホルモン異常と少々の高血圧でかかっているので、その先生に「痰と咳が出るのだが、鼻腔からの異常ではないだろうか」と耳鼻咽喉科を紹介してもらい、そこでアレルギー対処の鼻への注入薬と錠剤をもらうことになった。しかし、ここでは簡単な問診と目視診断程度で細かい検査は何もなかった。
- 再度、呼吸器科の継続観察のためにB病院を訪れたので、先生に「私の咳の根本原因は、起きている時も寝ている時も鼻から出る粘液が老化やなにがしかの原因で気道を経由して肺に入り痰となり、それを押し出すために咳になるのではなかろうか」と質問すると「そう言うこともあり得ます」と帰ってきたのだが、こちらが考え問い合わせた結果の先生の反応である。こんな質問をしたのは、就眠中にトイレに起きることがあるのだが、排尿と喉痰の残留で、排尿で起きても痰の排出しないと気持ちが悪い、痰でトイレに行きついでに排尿などもあるからである。先生の方から「こう言うことありますか?ああいうことありますか?」と聞いて欲しいものだが、40歳位の先生だから老人の身体に起こることへの経験は浅いのかも知れない。
- そう言えば、この年齢になると末期から死に至った人を何人も見ているが、病院が痰などを吸引し続けているのは何だろう。痰はどこから発生しているのだろう。こんなことを気にしながらテレビを見ていたが、やはり痰は呼吸器だけではなく、口や鼻や喉などからの全体的なものだった。
- こんなことで徐々に診療科は増えてきたのだが、まだ年間20回にはならないので良い方なのかも知れない。最近新しい診療科を訪れる度に「老化なのか病気なのかわからなものが増えてきて」と先生にこちらから話している。
診療科の増え具合は、泌尿器科(前立腺癌64歳)、内科(甲状腺ホルモン異常65歳+高血圧70歳)、呼吸器科(肺気腫経過観察)、口腔外科(口腔内異常感:原因不明で無治療)、耳鼻咽喉科(痰と咳)などである。
- こんなことで、自分の身体は感じ的にも薬的にも劇的に複合化していることである。超ベテラン先生とノンビリ面談「老人にはいろいろ出ても仕方がない、あまり気にしないで、我慢ですね」などと言われてしまうのかも知れないが、そんな老人専用科が欲しいところである。
こんなことから
- 今の大手病院の科は細分化し過ぎている。
- 総合判断は効かないのではないのか。
- 科が増える度に薬も増えるが相互影響のチェックは出来ているのだろうか(薬局などでも)。
|