その他の治療

前立腺手術後も他面でいろいろあるので、記しておくことにした。
50歳頃に、男性の場合、勿論筋肉の衰えは徐々に来ているが、60代後半からが衰えの速度が増す、と聞いたことがある。確かに、70歳にでもなると平均的には大方の人はゴルフも飛ばなくなっている。
その年齢になり極めておかしいと自覚できるものならともかく、加齢と共にこれが当然来る自然な症状なのか、病気で症状が出ているのか、という判断が出来ないのが難しいところである。些細なことで病院通いをすれば先生に笑われるかも知れないし、それが重大事の初期症状で致命的になる場合もあるだろう。
下表、左右の相互関連はいずれわかるかも知れないし、わからないかも知れない。

症状手術後の変化整体1で
  前立腺摘出手術後、老齢化か手術影響か、その他かわからないのだが身体の変化は感じている。そんなことを整理して示している。
手術した病院では術後の症状などには何の説明もない。摘出して終わりという具合である。もし、影響などがあるならば多少は教えて欲しいものである。
手術後2年少々経過した11月て、整体にかかりはじめた。妻が整体に通いはじめて1年ほどになる。妻の場合は効果てきめんらしい。「俺はいいよ」と逃げてきたのだが、11月に私の分まで予約したというので、半分は仕方なくついていった。
血流からいろいろ治療する先生のようである。治療前に前立腺手術と甲状腺のことは話してある。
先生Aの前診断を受け、先生Bに引き継がれるスタイルである。
下記会話は、順不同である。
甲状腺ホルモン異常 前立腺摘出手術より1年ほど経過したときにC病院で健康診断を行ったところ、甲状腺ホルモン異常を発見した。バセドウシ病方向へのホルモン異常という。薬を開始した半年後、先生に「原因はお聞きしたことはないが、一言で老齢化ですかね?前立腺摘出との関係は?」と質問したのだが「前立腺と関係はないと思いますよ。研究レベルの課題で原因不明、薬を数年飲み続けるしか方法がない」と説明を受けた。薬で正常化の方向に向けており、向かっていると報告を受けている。 1st. 先生B
首筋を触りながら「甲状腺への血流が右の方が悪い」これでは「ホルモン異常を起こして当たり前(と言って「右側首筋をぐりぐりやられる」。左は何もしなかった。
肥満 肥ったが単に食欲旺盛原因だけではなく、身体の中性化による肥りのような気もする。中性化については同じ病気の友人も同じように言っている。
股関節 身長の割には大股で歩く方だったろう。加齢で徐々にではあれ小股になっているのを自覚していたし、60代前半までは意識的に小走りでゴルフなどしていたのだが、それもなくなり、手術後は大股で歩くと手術後の失禁があるので益々小股歩きになっているのは自覚していた。関節は固い方である。
さらに、歩きも減り、筋肉の弱まり(特に足腰)も感じていた。
しびれと言うほどではないのだが、地面を踏む足の感覚が手術後しばらくしてから鈍くなった、
1st.
先生B:股関節がえらく固まっているね。特に右が悪いと指摘される。
私 :《左記の話をした》
(5年ほど前に雪国に行き、転び身体が宙に浮き、頭を打たないために身体をひねったところ、右臀部を強く打ち、そのせいか右股関節に小さな痛み(動きを制約するほどのものではない)が残り感じている時期があった。それは、前立腺癌が確定された頃も続いており、その頃の精密検査の骨シンチレーションで先生から「右の股関節に放射線がたまる部分がある」と言われ、上記を話しただけで終えてしまった経過がある。手術後も痛みは続いていたのだが、手術後1年少々経過した時には消えてしまっていた。また、その部分に痛みはないのだが、なんとない違和感があるのも自覚していた(常に気になっているというものではない))
私  :子供の頃から脚がだるいといっている。前立腺手術数日後ドレインを抜いたら、急に脚のだるさが増して1ヶ月ほどは大変だるかった。身体が慣れたせいかだるさは減ったが、そのころから地面を踏んでいる感覚が鈍くなり、厚い靴下でもはいて歩いているような感じが続いている。リンパ節を少々とられたりしているから、代謝能力が落ちたのだろうかと思っている。
先生B:とにかく下半身の血流やリンパ流など全体的に流れが悪くなっている(と言って「股間をぐりぐりやられ、膝下なども刺激される」)。
左腕の指だが、腕全体が微妙に鈍く、かつパソコンを打つ左指が何か変でただでさえ多いミスタッチが増えたと感じていた。 1st.
私は何も言っていないのだが、《下の動悸的症状》を参照
前立腺手術原因か、甲状腺異常原因か、その他原因か、はわからないのだが、手術後声が一旦、1ヶ月ほどは何かかすれ感じになり、その後は声が響くようになったように感じており、何だろう?と思っていた。 1st.
帰り際に
先生B:よくなったでしょう。声が低くなった。
私  :身体全体的にはわからない。1年ほど前(術後1年)から自分の声が何となく響くように感じて何か変わった、とは思っていた。平地で歩いていても時々山に登った時のように耳がなり唾を飲み込むことがある。これも関係があるのでしょうか?
先生B:勿論関係がある。全体は?
私  :少し時間が経過するとわかるかも知れない(正直なところ)。
(他にも足指の間などを刺激され、いろいろあちこちが悪いと言われたようだが、残念ながら記憶していない。)
髪の毛 黒い髪の毛が生えてきたような気がする、髪の毛の薄くなるのが止まったような気がする。
(もう20年以上前の話だが、若い頃から頭が薄くなった父親の友人が「自分で髪の毛と頭への血は関連があるはずだから、毎日首筋をやわらかくもむようにしたら毛が生えてきた」と周囲に言っていたのを思い出した。)
その他 動悸(的)症状
もともと、肉体的心臓が強い方ではなさそうだ。静かにしていても心拍数は若い内から80程ある。動悸というものを本格的に経験したわけではなく、動悸というものを正確には知らないのだが、最近これが動悸的?と感じるものが一瞬ある。
1st.
先生A:うつぶせに寝かされて背中を触りながら、緊張している部分がある。心臓への血流が悪い?と言っている。
私  :2日ほど前にちょっと激しいゴルフ練習をした。動悸までとは言えないが、軽く動悸的なことを感じる時がある。手術後肥ったせいだと思っていた。前立腺摘出で身体が中性化したようにも感じる(髪の毛が黒くなっている:全面的ではなく増えても居ないが)
先生A:それもあるかも知れない。今度は、左腕をさわりながら、この辺が悪いと言っている。
私  :手術頃から、しびれではないのだが、パソコンのキーボードを打つ左指がちょっと震えるような感覚になっていたことがある。今はほぼ快復はしているが、完全ではないように思っている。
先生A:頭への血流が悪いと言って何かやっている。
私  :パソコンの前に1日4〜5時間ほど座る。こんな事も悪いことと思っている。
先生A:それは影響あるかも知れない。
とにかく「心臓」という言葉は何回も聞こえてきた。

《他の整体》
手術後間もなく2年という6月にひどい腰痛となった。老齢になって、草むしりなどで無理な体勢をとり続けると、腰が疲労する。ちょっとした切っ掛けで、腰の筋肉のこむら返りのようなものが起こると2日ほどベッド上となる。ところが、今回は4日寝ても駄目である。丁度知り合いの人が訪れ、妻から様子を聞いて、整体に連れて行ってくれた。10回ほど頻繁に通い続け、その後は異常なく過ごしている。
こちらの方は、筋肉や骨に対する直接的治療のように感じている。