道具を使っても駄目になってきた
古希も過ぎ2年を経過し、十二支6巡である。メガネ、補聴器などには注意している。しかし、それでもこんな風に駄目になってきた。
- メガネ・・・眼鏡屋でいくら度を合わせても、見えるのは1.0位になってきた。利き目の右目の見え方が暗くなってきたような気がする。
- 71歳で天体望遠鏡を買い、明るい青空を利き目の右目でのぞいていたら、微妙にかすんでいる部分がある。「あれ、安物とだから出来が悪いのかな」などと思いながら左目でのぞいてみるとちゃんと見える。加齢黄斑変性だ。
そう言えば健康診断で何か言われたことがある。望遠鏡などで青空でものぞいてみると、こんな点は結構わかる。
天体望遠鏡は1回使って終わりになった。東京の空は駄目と言って夜遅くも疲れて駄目、夜の遠出も駄目、寒いのも駄目、足腰の弱りから中腰で覗くのが駄目、眼も駄目などなど「何重もの駄目だらけ」が1回でわかったからである。
- 目から疲れが来るようになった。それでもパソコンは半日は見ている。パソコンの文字もパチッとは見えなくなってきた。
- 耳は相当悪くなってきた。小声の電話は聞きにくくなってきた。電話受けも出来なくなれば、事務所番もできなくなる。耳から引退が来るのかも知れない。70歳ちょっと前に、低中音20db。高音40dbの劣化と言われたが多分もっと進んでいるだろう。
妻も耳は遠くなっている。息子などは、はっきりそう言っている。しかし、本人は「そんなことはない」と言っている。
- 車は75歳で終わりと決めている。それでも、車の運転も何となく面倒になってきて、ちょっと覚悟しないと車を持ち出す気にはならなくなってきた。目も耳も悪くなってきたので、最近はのんびり運転だが、間もなく終わりの予定である。
- 2フロアを一挙にあがる程度の駅の階段程度は何とか大丈夫である。ゴルフもまだ大丈夫だろう。完璧な当たりならば飛距離はまだ200Yはある。
- 10年前64歳で手術した、前立腺癌は幸いにも今のところ再発はしていない。ただ、病院への治療通いは年10回程度だが、検査通いを入れるともっと増えてきた。先生に「老化なのか、病気なのかわからないものが多くなってきた」と言うと先生は笑っている。
- しばらく座っていた後歩き始めると、数歩から10歩ほどはよぼよぼ歩きになる。幸い膝の痛みはないのだが、軽い腰痛は年がら年中である。
とこんな具合なのだが「こんな風になってくるものか」と改めて自覚している。でも、よい方なのかも知れない。