電子メール SMTP? port587?
Mailの場合、
- インターネット利用者はいろいろなプロバイダーと契約し、複数のURLやMail addressを持っている場合がある。
- プロバイダーを切り換えて接続し、該当するメールを操作するというのではたまらないので、電車の相互乗り入れと同様に、一つのプロバイダーに接続しておいて、受信では他のプロバイダーのものを取り寄せることができるようになっている。
- 発信の場合だが、フリーパス(アドレス取得のプロバイダーと発信回線が異なる)で発信できるかどうかはプロバイダーによって異なるようである。
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発信が、フリーパスにならないプロバイダーの場合だが、他のプロバイダーに接続している場合、
- 送信メールサーバ名称 今発信しようとしているプロバイダーのSMTP
- ポート番号は 587
- 認証用アカウント名 メールアドレス(メールの他のアカウントがあっても)
- パスワード POPアカウントパスワード(受信と同じもの)
とする必要がある。理由は他の回線から接続している場合には、契約しているプロバイダー固有のアカウントからではなく、メールアドレスから認証した方が都合がよい(安直)からだろう。
- プロバイダー間のやりとりは多分、こんな手順でやりとりされるのだろうが、こんなところまでの記述は見たこともなく推測である。大別して二通りの方法が考えられるが、どちらでやられているのかはわからない。
一つの方法は、
- 今Aプロバイダーに接続しているとしよう。
- Bプロバイダー配下の発信アドレスのメールがAの接続回線から発信されると、Aプロバイダーはこれが正規のものかはわからない。そこでかまわず、AはメールをBに送信する(のだろう)。
- この切り分けのために587というサーバーの特殊ポート発信を指定しなければならないこととなっている(のだろう)。
- これを受けたBは、Bとの契約上の他のアカウントでは処理も面倒なので、メールアドレスと、そのパスワードで認証することになる。
- 認証結果が良いならば、メールはそこでBから発信される(のだろう)。
これが一つの方法である。面倒だから本来のところに渡してしまう方法である。問題は、Bに偽りのものも送りつけられてしまうと言うことだろう。大量だったら大変である。
もう一つの方法は、AプロバイダーはBプロバイダーに発信して良いか問い合わせる方法である。
- 問合せ結果が大丈夫ならば、Bプロバイダーから発信する方法である。
許可を得て発信を代行する方法と言えるだろう。
ネットワーク全体の効率を考えれば、後者の方がよいはずである。データ量が多い思いメールなどの場合、前者では行き来の情報量が多くなり大変である。全部推測だがこんなことのように思われる。こんな風に思っていれば応用が効くのではないだろうか。
- とこんなことである。上のいずれにせよ、こんな風に思っていれば必要なセッティングは目をつぶっていても出来るはずである。世の中の説明は「何故そうしなければならないか」が書いていない。書いてあれば忘れることも、混乱も少なくなる。