アンテナ入力環境

 
 地上波ディジタル衛星ディジタル
自己
アンテナ
設置住宅
地上波ディジタルテレビの電波は東京タワー(東京の場合)から発信されている。これはアナログTVと同じ場所で変わらない。しかし、今まではVHFの受信アンテナが設置されているから、これをUHFのアンテナに変えなければならない。電波の波長が短くなるから、アンテナも小振りなものになる。
「今までUHFを見てきた、アンテナはある」と言っても、その放送局とのアンテナの方向が違うから少なくとも方向は変えなければならない。
アナログBSも、ディジタルBSも同じ衛星で同じ電波帯で(チャンネルは異なる)送っているので、アンテナや中継の変更はない。
CATV
導入の
住宅
地上波ディジタルTVの場合、多分大方のCATV会社はパススルー(Path Thorough)方式と言って、空中に飛んできた電波を拾って、周波数も何も変えずに、そのままケーブルに入れる方式をとってくれているだろう。また、CATV会社は途中の中継器なども、ディジタル放送に適用するように交換しているはずである。この方式をとってくれていれば、何もせず一般のTV受信機だけで見えるはずである。
いろいろな方式があるので、自分のCATV会社を調査する必要がある。
衛星放送なども、周波数変換をしてケーブルに乗せてくれているはずである。
いずれなくなるアナログ衛星放送は、CATVの場合40〜60範囲のchに乗せており、ディジタル衛星放送は100〜200範囲のchに乗せているようである。この場合、周波数変換されているから、一般のテレビそのままでは見えない(はずである)。テレビの入口にCATV会社から購入あるいはレンタルした変換器を置かなければならない。NHK契約もCATV会社を経由した団体契約なら多少安いようである。
注意事項
地上波アナログやディジタルはCATVで、衛星放送は自己アンテナでというような場合がある。この場合は、CATVケーブルの途中に混合器が入り、衛星アンテナの電波と(衛星アンテナ設置場所で)混合されてTV受信機に至っている。このような場合は、放置しておいても衛星ディジタル放送は視聴できる。