|
- TVだけを見る場合・・・TVのONにし、入力を「1」にしておく(入力切換をしなければここになる)。(a1)(a2)の経路でTVは見える(この経路は内部接続されているようだ)。Recに電源を入れるかどうかは関係ない。
- Recを使いたい場合・・・当然両方をONにする。TVの入力切換を行う(図では(2)に)、こうすると(a2)の黒線は使われなくなり、(b2)の青線が使われるようになる。当然、以降のTV操作は完全にRecの本体やリモコン操作に依存し、TVは単なる従属的なモニターとして機能することになる。
- 最新TVに最新Recの場合・・・図の赤線部分の接続は必要ない。いろいろな制約もない。(理由は以降でわかるだろう)
- 最新TVに古Recの場合・・・図の赤線の接続が必要
古いRecなどで、地上波digitaiのtunerがRecに無いのだが、TVは新しいので、地上波digitaiのtunerが有るという場合がある。このような場合には、TVのtunerを使い画面を見ながら、Recで録画する方法がとれる。このために、地上波digitalの周波部分は、アンテナからTVに入れ、TV出力からRec入力に接続する必要がある。
この場合は、今見ている画面しか録画出来ない、TVをOFFすれば録画出来ないのは容易にわかるだろう(TVのOFFによりtunerなどが働かない)。さらに、tunerが無い部分(この場合は地上波digital)の録画予約は出来ないのもおわかりだろう。
- ついでであるので、もう少し付け加えるが、
録画の予約をしている場合、tunerがRecにある場合は、TVのON/OFFに関係なく、予約録画が出来るのはおわかりだろう(上の「新TVに古Recの場合」を除く)。
更に、以上は「地上波digital放送、BS放送など放送種別毎に考えなければならないこと」である点を注意しておこう。
- こんなことだから、多少わかる人でも「最新TVに古Recの場合」「古いTVに最新Rec」などの利用には「ええと、こうしたいから、こう操作して」と考えてしまう。弱い人には無理で、結果的には両方最新に買い換える人が多いだろう。両方買い換えざるを得なくなる人が多い、ということになるのだろう。古いTVに古いRec、TV Tunerを買うと言うことも出来るのだが、そこまで考える人は、多分こんな記事を見る必要もないだろう。
|