ディジタルとアナログ

 最近はほとんどがディジタルの世界になってきました。アナログ(analogue)と言うのは「似ている」という意味ですから、元々の連続的な波形を忠実にあるいは単純な変形で送って行くものと言えましょうが、ディジタル(dijital)という辞書をひきますと「手の指」などと書いてありますから、デコボコというのか間歇的というのかちょっと違う雰囲気で送って行くものと言えましょう。なぜ、こんなものが出てきて発展してきたかですが、アナログでの伝達というのは結構大変なのです。詳述は避けますが、LSIだけではなく、コイル・コンデンサー・抵抗器などなど様々な不品を多量に使用しなければならないのです。一旦、ディジタルにして数値で伝達できれば、LSI主体で済みます(完全にLSIだけとは行きませんが)、そうなれば進歩した安い小さいコンピュータチップを利用でき、何もかも良いことが実現可能です。