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コメント |
1 |
DVD recorderでオーソドックスに作成しよう |
- 「地域番号」とこんなものが出てくる。Discを世界の地域間を越えて違法で見られないようにするために、Discには地域番号と言うものが記録されている。持っているDVD recorderの地域番号と合わないと見ることが出来ないのである。
- VR方式は駄目だがVideo方式の録画はパソコンで安直に複製できるときがある。しかし、地域番号などがきちっと入ったものでないと渡しても見えない場合がある。良く知っている人のパソコンでの複製はよいが、中途半端な知識でのパソコンでの複製の作成は避けた方がよい。
日本と韓国は地域番号が違う。お隣だから同じと思ってはならない。
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2 |
rippingとburning |
- Discの持っているデータをパソコンに完全に吸い上げるのをlippingと言い、吸い上げたものを新しいDiscに書くのをburningと言い、WindowsでもMacでも様々なソフトウェアがある。
- DVDの記録方式にはVideo方式(一般の市販DVDはほとんどがこれ、アナログ放送もこれで可)とVR方式(ディジタル放送:地デジもBSも)があるのだが、Video方式は中途半端な知識でlippingの出来るものもあるが、VR方式は難しそうである。
- また、Video方式でもコピー防止のやり方の違いで、ある種のものは出来ても、出来ないものもあるらしい。
所詮専門領域なので、素人が探るためには相当大変だろう、と言うことである。 |
3 |
人に渡すときには |
まあ、国内用途でと言うことにしておこう。
- ディジタル放送 → VR(CPRM対応Disc必須:相手のDVD recorderには取り込めない)
- それ以外 → Video、VR(DiscはCPRM対応でも非対応(data用)でもよい:コピー防止がなければ相手のDVD recorderに取り込める)
と言う提供が出来る。
一番問題なのは、相手が何で見るかである。
- DVD recorderで見る → Video、VR
- 放送機能のないPCで見る → Video
- 放送機能があるPCで見る → Video、VR
のように対応する。安全なのはVideoである。ただ、相手がそれを自分のDVD recorderに取り込もうとした場合、取り込めるものでも機械的には行かないので不便である(多分、リモコンで操作できず高速で取り込めず、録画されたDVDを機器に入れスタートし、マニュアルで一つ一つのセクションを録画・停止で取り込むようになる:VHSテープの取り込みと同様)。
こんなことで意識的にコピーガードがない録画をVRではき出す場合がある。はき出して、HDDから消してしまった後、再度HDDに読み込む必要が生じる可能性がある場合を考えてのことである。
・こんなことでわかるように、ディジタル放送=VR・CPRM対応だが、放送=VRではない。
・コピーガードがなければ、DiscはCPRM対応でも非対応でも何でも良く、Video,VRのいずれでも記録することができる。
・VideoかVRかは記録時に指定することになるので忘れないが、finalizeは忘れてはならない。
こんな事は、書いてあるのは見たことがない。だからわかるまでには分析やテストで時間がかかる。勿論、専門家ならわかっていることだろう。
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4 |
こんなこともある |
- 私はMacを多く使っている。VR方式のDiscをパソコンに入れると、ドライブが何の反応もしないでシンとしてしまう場合もある。排出キーでDiscの排出も出来なくなる。
一つの方法は再起動して、パソコンがディスクを検出する前に排出キーを押し、排出する方法である。
これでも駄目な場合がある。仕方がなく、電源を切りドライブにピンを差し込んで(こんなこと知らない人も居るでしょうが)機械的に排出する。にっちもさっちも行かない人も居るかも知れない。
- CPRMのために、CPRM対応Discには特殊なトラックが用意されているらしい。パソコンに使われているドライブにも2種類あって、CPRM対応のトラックを持つものと持たないものがあるらしい。それは内蔵されている機器を調べてみればわかる。
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