私自身の使用経過を示してみよう。ただ、下記は多くの推測交えのものである。どれだけ正確かは私にもわからない。
しかし、一読いただくと利用の早道になるかも知れない。理屈がわかれば推測も容易になる。
タイトル | 推 薦 | 記 事 |
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使い始めの人に |
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様々なdisc | 大きくは ・HD系 ・ブルーレイ系(Blu-ray) がある。通常の利用はHD DVD-Rで十分、最も廉価なものは-Rである。 |
・-R,+R(使い捨て) ・data用、CPRM対応 ・DL(二層で2倍の容量がある) ・-RW,+RW(何回も読み書き可能) こんな組み合わせで何十種類となる。 |
相手にdiscを渡すには | VR・Video方式のどちらがよいか聞いた方がよい。 | でも、渡す人も多数、相手もVR・Video方式(と言う言葉も)を知らず、キョトンとするから面倒でもある。 「貴方はDVD recorderで見ますか、パソコンで見ますか」という聞き方の方がわかりやすそうである。 |
HDとblu-rayの違い | Blu-ray dicsの方が容量が大きい。 ・HD・・・4.7、DLは9.4GB ・BR・・・25、DLは50GB |
青い光の方が波長が短く、密に情報記録ができる。HD系は技術競争に負け、発展を停止したのだが、Blu-rayの機種はdiscの読み書きに2種類のヘッドを持っており、HDとBRどちらのdiscでも使用できる。 |
複製にはDVD recorderを使うか、パソコンを使うか | 極力DVD recorder使用を勧める | パソコンでの複製は知識を必要とするので、正確な知識を持たない人はやめた方が良いだろう。 |
もらったdisc(コピー防止がないもの)を自分の機器のHDDに取り込む場合 | VR方式か、Video方式かを見極める必要がある。見極め方だが、 DVD recorderに入れる場合だが、 ・タイトルが通常の録画と同様に見ることが出来ればVR ・購入してきたDVD discのように画面が出てきて章などの指定操作可能ならばVideo、 と思えばよい。 パソコンに入れる場合は、 ・ファイルを覗ければVideo、 ・覗けなければVRである。 |
・VR方式のdiscのDVD recorderのHDDへの取り込みはリモコンなどで簡単、 ・購入してきたVideoはコピー防止があり知識なしでは取り込み不可、 ・私的映像などでもVideoの場合は、可能だが、ちょっと面倒である。 |
CPRM対応discと data discの違い |
・ディジタル放送録画だけはCPRM対応かつVR方式記録が必須、 ・その他はdata discでもよい、 と思っておけばよい。 |
CPRMはdata用もカバーする、 disc使用量が少ない人はCPRM対応を買っておけばよい。 |
一旦discにダビングした録画をDVD recorderのHDDにダビング(戻せる)できるか |
・ディジタル放送(BSを含む)のdiscは出来ない、 ・アナログ放送や私的な映像のものは出来る、 |
出来るのは「コピー防止されていないから」である。 |
録画レベル (ダビング速度の理解のために) |
DVD recorderには「録画レベル」というものが設定できるようになっている。映像というものは大きな記憶容量を必要とする。画質を荒くすればその分記憶容量は減るので、必要に応じて記録時の記憶容量を調整出来るようになっている。 記憶量は三十数種類のレベル「MN1〜MN32,LPCM,XP+」に設定されている。数字の小さい方から記憶量は小さい。その内6つのレベルを「XP(MN32),SP(MN21),LP(MN9),EP(MN6),SLP(MN4),SEP(MN3)」のように対応させている。これらを指定して設定することができる。放送局から送られてくるものを、そのまま記録するのは「DR」である。directの意味だろう。 |
DVD recorderは左記のようないろいろな密度での記録や変換機能を持っている。変換機能はダビングなどでdisc容量に合わせた記録をしたいからだろう。しかし、変換は電子素子による高速処理を必要とするので、次項記述のダビング速度への影響となってくる。 HDDからdiscに書き込む場合、HDDに記録された情報量がdiscに収まりきれない場合は「圧縮するか」を聞いてくる。音の方は圧縮などはされないが、音声二重放送などは片側がカットされる場合があるので注意する必要がある。 |
ダビングの速度は、 ・高速になるのか? ・等速になるのか? |
・映像の変換(画質を変える)を伴うもの、その他の制御情報などで機械的にはダビング出来ない場合は等速となる。 ・HDD→disc、disc→HDD両方向とも同様である。 |
映像は文書などに比較すれば大きなデータのものである。そのような大きなデータを一瞬に変換してdiscに書き込むのは高速処理が必要になり、家電などの一般機器ではコスト的に無理なのだろう。 |
アナログ放送と ディジタル放送の違い |
使用する周波数、周波数帯、変復調方式が違う。ディジタル放送は、変復調が違うからアナログ時代のゴーストはないが、見えるか見えないかになってしまう。 電波障害と言っても内容は違ってくる。 |
アナログ放送はVHF、FM 地上ディジタル放送はUHF、PSK BSはもっと上の周波数帯を中間周波に、原理は地デジに同じ |
放送からdiscに直接録画できるか | 出来るのだが、HDDに録画し、ダビングすることが望ましい。 | 希にはdiscの不良などがあり、またdics一杯などで、途中で停止してしまうことがあるので、discへの直接録画は避けた方が良いだろう。 |
テレビやDVD recorderなどの機器間の接続 | 知識と慣れ次第と言えなくもない。 | ・テレビの入出力端子もいろいろ複雑なものが出てきている。一般家庭でDVD recorder程度を接続するものは気にしなくて良いが、あれこれやる人は機種の入出力端子が便利なものがよいだろう。 ・テレビチューナ内蔵でパソコンのdisplayを共用できるものもある。 ・TVとDVD recorderが同じメーカの場合、双方の操作が一体になっていて便利である。 |
・上述のようなことを、総合的に頭に置きながらdiscの選択をしたり、操作しなければならないのでDVD recorderはなかなか取っつき難い。 ・新しい機器を購入したり、新しいソフトウェアを購入したりの時に、私は数時間説明書をぱらぱらめくり「どんな機能があるのか、どこに書いてあったのか」などマークペンを持ちながらチェックする。これが一番の早道だからである。DVD recorderはパソコン以下とちょっとなめた嫌いがある。それが一部だが遠回りの原因にもなっている。 |