録音
- 最近は、テープによる録音も廃れてしまったと言えるだろう。変わるものは、下記のようにいろいろある。
- DVD録画で音をとり、後で音だけ取り出す・・・お勧めしたい2番目の方法である。
(HDDに一旦録画するので信頼性は高いが、録画はともかく、後の操作や処理は全く素人では手が出せない)。
後での取り出しには、下記CD recorderやPCを利用する。ただ、私は専門ではないから正確にはわからないのだが、画像と音は一体になってファイルに保存され、音専用のファイルはない様子である。多分、記憶量から見ても非圧縮の音ファイルではなくて、圧縮ファイルであるだろう。と言うことは音の質は、音だけ録音する場合に比較して悪いだろう(聞いて判別できるかは別)ということである。それで2番目なのだろうと思う。
- CD recorderで直接録音する・・・あまりお勧めできない方法である。
(挿入したCDに不良があると「録音失敗」となり途中で停止してしまう。CDなどは予め不良はわからないので、信頼性は低い。操作はまあ普通の人は慣れては居ないから不安をかかえながらの録音となる。recorderは売ってはいるのだが、こんなことであまり持つものでもなく機種が少ないのだろう。持っていたレコードやテープをCD化するには便利な方法だろう。しかし、編集するには面倒だろう)
- PCで直接録音する・・・お勧めしたい方法である。
(PCとPC録音に慣れていない人でないと操作できない。この場合は一旦HDD録音となるので信頼性は高い。しかし、基本機能や操作は似たり寄ったりだろうが、いろいろなソフトウェアがあるのでソフトウェア操作にある程度慣れている人でないと操作できないだろう)。
- こんなことで、BD recorder、DVD recorder、PCなどに慣れていない人には、後の処理などは手も足も出ない不便な世の中になってしまった。しかし、現状では仕方がない。
「どれも駄目」という人は簡単な「ボイスレコーダ」でも持ってきて、録音するしか方法がない。
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PC録音の場合の疑問点だが、PC録音の場合には、
- ライン入力などでPCに入ってきた音源を、あるrate(例えば44,100Hzなどの周期)でサンプリングして、量子化して(数値に直し)、その数値の流れをHDDに記録する。
- サンプリングのrateはともかく、量子化する場合の精度というものが一般的なパソコンの入力部でどうなのかは検討もつかない。プロ用には特別なものが何かあるかも知れないのだが、そんなことは調べたことがない。
こんなことは疑問な点である。
ただ、徐々にわかってきたことだが、こんなことに最初に触れておこう。
- パソコンの内部処理は皆ディジタル処理といってよいだろう。ディジタル処理はそもそもノイジーであるが、パソコン自身がディジタル処理であり、ノイズの影響を受けにくい。この結果パソコンなどは十分なノイズ対策は行っていない。
- 一方、専門家が保有する録音機器(非常に高価である)や一般の録音機器などは十分あるいはある程度これらノイズに注意したものである。
- パソコンに、録音などにために微弱なアナログ信号などを入れるとパソコンのノイズを拾ってしまいノイジーな録音となる(小さな音量ほど気になる)。
- そのために、パソコンの接続はアナログのラインやマイク入力を使わずに、ディジタル(USBや光)などに変換した後、ディジタル端子に入れることが望ましい。安直な方法としては、こんな「オーディオインターフェース」などが販売されている。
と言うことである。
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私はMac派である。インターネットで「PC録音」について調べてみた。
- ソフトウェアには無料(free)、有料(shareWare)、有料など様々なものがある。原理的には基本的部分は似たり寄ったりのはずである。
- プロが使うようなものは、いろいろな特殊機能が備わっているのだろうが、素人の私はそこまで追求する気は更々ない。安直に使えるものがあれば十分である。
- Mac系やwin系に比較するとソフトウェアは少なそうである。しかも、OSの版数による対応も様々なようである。あるものはCPUがPowerPCでは動かないでIntel CPUが必須である。あるものはOSの版数が、ある版数以上でないと動かない。
- 私の場合は、複数台のCPUもOSの版数も異なるMac4種類を持っていて、どれでも使えるfree softが欲しかった。そんなことで探していたら「audacity」を発見した。剛胆、ずぶとい、ずうずうしい、などの意味らしい。ずうずうしく音をとらえると言うことだろう。これを使ってみることにした。他にもいろいろありそうだが、これ以上の調査は面倒だし、私には必要なさそうである。
テストの結果は「使えそう・これで十分だろう」ということである。
- 録音はこんな風になってしまった。
ところが問題は次々と出てくる。
- PC録音となってしまうと、お客様で使えない人が圧倒的に多いのである。多少当方なりに説明書などを作成しても限界がある。いろいろお手伝いするしか方法はないだろう、と言うことで諦めている。
- それとノイズ問題も出てきた。録音のためにPCにアナログ入力すると、PCのノイズが乗ってしまうのである。そこで、アナログからディジタル(USB)に変換するアダプターを購入しUSB入力とすることにした(上図参照)。
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