私なりに我が家や賃貸している人々には防災や防犯上気を付け、ある程度の対策しているつもりである。源流である建物の建て方から気を付けている。昔から「自衛が基本」と思っているからである。
防災に関して、市は非常用の食料・燃料などを備蓄している。ある会合を通じて、その状況チェックが行われたことがあったのだが、2010年頃の実態はひどいものだった。
この会合に出席していた市民達も役所に要求するばかりで、自衛という発想は極めて弱く、何もかも行政に依存しようとする姿にはちょっと呆れてしまった。
「自衛が基本」と言う主張を私はした。結局は、区民に対し「自衛を促す文書を作成し配付」となり、それを実施したのだが、区民などはほとんど見ていないだろうから、区民の意識改善にはほとんどなっていないはずである。行政の実態もほとんど変わっていないだろう。
この数年後に3.11震災が起こった。では行政も市民も変わるか、と言えば期待薄である。喉元過ぎれば熱さを忘れるだろう。
私はこれが農耕民族の国民性なのだろうと思う。東日本大震災でも略奪や暴動なく、協力しながら復興に当たっているのは世界から絶賛されている。しかし、農耕民族であり通常は平穏だから、いざというときのシステムを予め構築しておくことには極めて弱いと言う弱点があるように感じている。
項番 | 項目 | コメント |
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私の震災対策 | このくらいは自己防衛している。 | |
ある行政の防災対策 | 少々前はひどい実態だった。今はどうなっているだろう。 | |
市の備蓄 | ||
役に立たない防災システムがある? | メーカだけに依存したものにはこんなものがある。 |