帯状疱疹

 この病気はちょっと重くしてしまうと、1週間などではなく、1ヶ月2ヶ月という治療期間になり、私にように眼などにダメージを受けると、この間動けないような事態に陥るので大注意が必要な病気だ。
 パッと直る病気ではないこと、まとめ書きしようとすると忘れる、刻刻と書こうとするとダラダラ書きとなってしまう。そんな理由で、結果的にはダラダラ書きとなってしまった。
病気をする度にこんな記事をまとめはじめ、インターネット上に掲載をはじめたのは10年程前の前立腺癌の時からだ。その後、いろいろいろ経験的なものを追加している。
 最近NHKでやっている問診医、その他の医療番組を見る機会がある。番組も多くなっているようだ。ところが、通常の現場のお医者さんは日日の数多くの患者さんへの対応に追われて、患者と時間をかけて話しをしたり分析するなどの時間が持ちにくいのではないのだろうかと言う感じがしている。そんな補遺にでもなればよいと思う。
延べ日
月日
身体の状況 帯状疱疹状況 その他
-15

3/20-31
3/中旬:咳と痰がひどく花粉症などと疑っていた。
3/20:風邪をひいたらしく喉が痛い。
3/21:法事で寺へ、微熱ありか?咳が出て、痰もでる。
3/22:風邪は重くならず。 3/23:特になし
3/24:秋葉原で買い物、夜飲食会
3/25-28:熱も出ず治りの遅さを感じ、熱でも出て汗でも出れば直ぐに直るのになどと思っていた。
3/29:飲食会で夜遅くまで 3/30:特になし
3/31:鎌倉散策と飲食会
風邪は重くならず、徐々に直ったような気分に、ただ変な風邪で、青黄色い鼻汁が出て血も少々混じっており抜けが悪い。妻に移したようで妻は寝込んでグズグズ。
この先更に10日間ほどもいろいろ飲み会ありで大変だと思っていた矢先だった。
《自覚症状》(後で振り返ってみれば)
後で考えてみれば、当初の症状から入院までは10日間ほど放置してしまったと言うことである。でも、当初数日はまあ帯状疱疹までは気付かないだろう。
  • 3/26/頃:額の(1)1にチリチリする部分発生、でもそれも1日で痛くなくなる、
  • 2日程放置したら(1)に小さなポツポツが親指先位の範囲に10個所くらいできる
  • 翌日頃は眼の奥を突かれるような軽い痛み発生し、2日間継続。何だろう?脳?と思う。
  • 3/29:酒で夜遅く帰宅。
  • 3/30:28頃から両肩が明け方やたらに張り苦痛(後で思ったが、多分疱疹影響からだろう)でも痛くはなくなる。これは入院後2日程続いた。
  • 3/31:左眼の奥から突かれるような軽い痛みは何だろうと思っていたが軽減してしまう。一日ウオーキング後飲食会。体調には違和感なし。ただ、眼の中にゴロゴロした違和感あったが、外歩きでゴミでも入ったかと思う。
4月半ばまで飲食会、遊び事頻繁でちょっと大変、うまくペースメイキングしなければと思っていた矢先だった。
-1- -5

4/1-5
4/1:左目上が少し腫れる。時々あることなので放置。痛みはなし。
4/2,3:左眼上下の腫れが大きくなる。(2c,2d)に疱疹が広がると同時に、左眼の周囲が大きく腫れる。痛みは格別にはない、様子を見たが悪くなる一方、
4/4,5:医者に行き帯状疱疹とわかる(自分でもそうかなと思っていた)、即入院を勧められたが、様子を見たいと入院を2日延ばし、飲み薬と塗り薬をもらう。全然良くならず。疱疹は(2a,2b)に広がっていた。痛みはなし。
今まで疱疹的なことはあったが大事には至らず、傷など治りが早い方なのでちょっと甘く考えた。
痛みを感じにくい体質であり、それが害になったとも言える。
0-7

4/6-13

1941年生まれで75歳になった爺だから、それなりの絵を探したが、毛はちょっと多いかも知れない。
《入院期間中》
4/6:点滴開始(8時間間隔)、4/7:点滴継続
4/8:(1,2a,2b)の疱疹はよくなり、額は乾きはじめ、黒ずんだかさぶたが出来る。眼の見え方が変で視軸の狂いに気付くが、最初は左眼とは気付かなかった。
4/9:肩の張りは全くなくなる、
4/10:かさぶたが落ち始める。
4/11:風呂に入る(10日ぶり)
4/12:ほとんどかさぶたはなくなるが、特に左眼の目尻と左耳の間(3a)がぶよぶよとまだ腫れている。感覚はあるのだが鈍い。(3b)にも当然腫れがあったがほぼなくなった。
4/13:退院はしたが、それからの状況変化は本当に遅々としていて一進一退で直って行く感じである。

当初の眼の奥から突かれる痛み(途中からなくなる)以外、入院中は退院まで痛み痒みというものは全くなかった。点滴と飲み薬があったからかも知れない。入院中は片目で結構本を読んでいた。
(3a)ブヨブヨ感は、退院直前の4/11頃には感じており、医師には注射針でも刺してここの腫れの液抜きをやってもらえれば早く腫れもひくと思うのだがと牽制したが相手にしていただけなかった。ここは最後までしつこい部分だった。
視軸のずれ
実線:右眼正常、点線:左眼



 眼の視野快復状況
眼は皮膚以外に苦労したので、途中から別に詳細を示すように変更した。
  • 視力は一時は少々落ちたような気がしないでもない。
  • 顔を右に傾けた場合は、左右の眼視軸に狂いは減るようである。
  • 顔を左に傾けると、右眼視軸は正常だが、左眼視軸は逆に右に傾く。左眼下の鼻に近い位置を軽く押さえると、視軸は直る。
  • 眼球の上の腫れが眼球を押し下げているようでもある。顔の左傾きで右回転のねじれは不思議だが、顔の左ねじれに対して眼球のねじれがついてこない緩みが生じているように思える。
  • 厳密には、回転のズレだけではなく、上下左右もありそうだが、そこまでは自分自身の感覚だけでは厳密に把握できない。
これは、不思議だから落ち着いたらもう少し考えてみようかと思う。眼球の奥に映る像は左右上下が逆さであるのだから、そんなことも考えなければならないだろう。カメラレンズのあおりのようなことを起こしている可能性もある。
    その後の経過もここで示しておこう。
  • 5月に入り、退院後約3週間経過、ずれが変わり疲れは直ぐに来てしまうがパソコンなど結構使えるようになった。
  • 左眼の視軸の狂いはまだある。両目でものを見ると、左眼が視軸を合わせようとしているのがわかる。ただ、疲れると徐々に合わなくなるし、眼奥に痛みが来るので無理は出来ない。
  • 片目ずつ、瞬時に左右左右と眼をつぶって見ると、まだ軸の狂いがある。両目を開けていると眼は自然に軸合わせをしようとするのだ。良し悪しはわからないが、訓練だと思ってある程度は眼を使うことにしよう。
入院期間中は皮膚科+眼科の診察を受け、皮膚科は経過観察と点滴のみ、眼科は眼球への塗布薬をもらい経過観察を続けた。眼への塗布薬はどうも眼がゴロゴロして具合が悪いが、他に良さそうなものはないのだろうか?
8-13

4/14-19
《退院から1週間》  この間は痛み止めをもらって飲んでいる時期だった。
  • 4/14:この日くらいから額の左眼のまゆげ上下(2c,2d)辺が痛痒い、と言っても痛いのは20%痒いのは80%、かけないからティッシュを当てて軽くこする、
  • 4/15-19:同上、大きな変化はない、帯状疱疹とはでき物が治るほど簡単ではないことがわかる、
     15日はやむを得ず半日パソコン仕事、結構つらかった、
  • 4/16-19は事務所には出ないで家でゴロゴロしていた。
14-25

4/20-31
  • 3月終わりの当初の眼の奥の痛み以外、退院後1週間のこの頃までは痛みを感じた記憶がないので、ほとんど痛いことはなかったと言うことである。
  • 4/20:皮膚科外来、この日から痛み止めはなくなる、痛くてと言うほどではないが少々痛みが気になる、気のせいかも知れない、塗り薬と神経快復用のビタミン剤出してくれる、
  • 4/21:眼科外来、ウイルスが良くなっていると言われるが、視軸の狂いが直りつつある実感はない
  • この辺になっても(3a)にはブヨブヨ感が残っている。左眼周囲は眼の奥までを含め、まだ腫れが残っているようだ。これが直ると視軸ずれも軽減すると期待している。
  • 4/22:左眼奥にチクリと痛みが来るようになった。鎮痛剤の切れかも知れないが、我慢できないほどではないので、薬をもらいに行くのは我慢しよう。夜など痛いと言うよりはムズムズして寝入れない時もあるが、しばらくすると治まり寝てしまう。
  • 4/23:左眼上の痛痒さは軽減しない。(3a)のブヨブヨ感と鈍さは残っている。ここは最後までしつこい。
  • 4/24:左こめかみのぶよぶよが直らない。リンパの循環が悪いかと思い左に耳奥のリンパをもむようにしてみる。もむと少なくとも痛みは一時的とは言え軽減することがわかった。
  • 4/25:朝起きようとしたら眼を開きにくい、額をしばらくさすったら眼を開けやすくなった。眼科外来
    左眼視軸の狂いはやっと少しだけ良くなったような気がしないでもない。何故なら、顔を左に傾けても視軸の右回転は減ったような気がするからだ。しかし、違和感は多くあるし、眼を使うと直ぐに疲れる。
    この日は別のK1病院行きだった。
  • 4/26:寝る時痒くてたまらない。痒みは一時治まったように見えたが一進一退だ。眼の奥からの痛みは来る。おかげで寝不足で肩もはる。悪い左顔面を下にして寝ると、極端に痒さが増すので下には出来ない。また、左眼周辺を冷やすと逆に眼奥が痛くなったりする。暖めると痛みが減る場合もあり、複雑で臨機応変の対処が必要だ。
    臨時に皮膚科に外来して医師に会い処方箋をもらい、痛み止め飲み薬もらってくる。これはその後毎日1回10日間服用後中止して様子を見たら、容易に我慢できるレベルに改善していたので中止した。
  • 4/27:明日はゴルフと可能性に期待したが、痒みと痛みで寝不足で朝の出発前に諦めた。ゴルフ場に行ったが、プレーは気分的にも肉体的にも無理、視軸が合わない目で100球位のちょっと練習。
  • 4/28:家で休息
  • 4/29:夜額の痒さはひどい。もう約2週間続いている。病院からもらった塗り薬は中断し(かゆみ止めには効果がない?)、どこかの病院で誰かがもらった家にあった塗り薬「スミルスティック」を探して塗る。これはメンソール入りのようで結構具合が良い。痒みも痛みも一定時間止まるような気がする。事務所に出るのはお休み。半日事務所に出て、片目でこのページ整理。
  • 4/30:仕事はお休み
眼の方は長丁場でノンビリと快復を待つばかりだろう。
痒みと痛みへの塗り薬と効果(素人の効果把握)
種類入院前入院中退院後
ジルダラック入院前処方処方 使用しないので不明
バラマイシン入院後処方処方 使用しないので不明
ヘバリン類似物質退院時処方処方 痒みには弱い効果に感じる
スミルスティック家にあったのでTest 痒みと痛みには即効性効果あるので良好、退院後長期間使用中。
ただ、根本治療用ではなさそう。
ザーネ家にあったのでTest効果なし
FERZIA家にあったのでTest痒みには効果あり良好、他の用途にも使用。
ゲルクリーム家にあったのでTest痒みには効果なし、ほぼ治ったと思ったら使おうか?
 ミント系のようなものが入っていると良いのかも知れない?

26〜

5/1-
  • 5/1:26日以降痛み止めは1日1錠を飲んでいる。昨夜は痛みをほぼ感じないで寝た。
    顔面の左右の傾けに対して、視軸が少々ついて行くようになったように感じる(注)。パソコンが少々使いやすくなった。
    • ここまで
    • まだ、左顔面(額から頬まで)の温度は、右顔面より微妙に高いが、かなり同じようになってきた(人差し指の上側を患部に当てるとわかりやすいようだ)。(3a)のブヨブヨ感はまだある。数日前は額より上の頭の方まで軽いピリピリ感が出たのだが、今は軽減している。
    • 深夜と明け方の痒さは続いている。結構つらい痒さで、ここ3日間医師の処方外のスミルスティックを2回ほど塗る。これは即効性はある。
    • 鼻筋左側まで痒さやムズムズが及んできた。痒さやムズムズは拡散して散り全体が軽減して行くように思える(普通のでき物や傷の治りとは全然違う)。鼻の息の通りも良くなってきたのかも知れない。鼻などをかむと鼻の中の痒さを感じる。
    • 風呂などで使用する石けんは、数日前から刺激が少ない牛脂主体のソフトなものに変えた(普通のものはパームオイル系)。
    • 体調は全体的には何の問題もない。食欲もある。チョコレートは快復に良いとテレビで見たので、思いだして数日前から口にしている。5/1は板チョコ1枚だった。
  • 5/2:パソコンでこのページを整理した。
  • 5/7:その後の状況や変化
    • 5/5:痛みは軽減したように思えたので、頓服の痛み止めはやめた、眼を使うと多少痛みを感じる時もあるが大丈夫。
    • 5/5:日光が強い日に外に出ると額を日光がジリジリと刺激する。またまぶしい。
    • 5/6:深夜や明け方の痒さはまだ続いている。痒くなったら顔を洗い冷やし薬塗布をする(1,2回)のは続いている。
         友人との会食で1ヶ月ぶりに酒を口にした。3時間でビール中瓶1本ほどだったが大丈夫だった。
    • 5/7:視軸のズレはかなり軽減され、パソコンは大分見ることが出来るようになった(両目が自然に視軸を合わそうとして筋肉を作用させるので、見やすくなった一方で眼の筋肉が使れ痛み的になる?)。
    • 5/7:車の運転は少し先にしよう。免許更新は3月、疱疹直前に実施しており支障がなかった。
  • 額に黒ずんだ部分が出来ているが、徐々に色は薄まっている(5月上旬)。
  • 疱疹は出来なかった頭の部分の皮膚は明らかに過敏になっていて、整髪料などは刺激的なものは使う気にならない(退院後から)。また、左肩の付近も過敏になっているのか、サロンパスを貼ると痛く、後がかぶれる。こんな経験は今までない。
  • 夜寝ていて、疱疹が出た左側の顔面を下にして(顔を左に向けて)寝ようとすると、急激に痒みがくるので真上か右を下にして寝ている。左顔面を下にすると→左顔面の血圧増?→痒み増かも知れない(5月下旬より)。
  • 鼻筋や鼻の中も少し痒く、鼻をかむとかいているようで心地よい(5月下旬)。
  • タバコは2月頃から全く吸っていないので、痰も出なくなっていたのだが、疱疹のはじまりとともに少々増えたかな?と感じている。朝やトイレに起きた時など痰のたまりが少しだけ多い。こんな影響もあるのかも知れない。
  • 当てられなくはなかったが温水シャワーを額に当てると痛かったが、痛みは極めて軽くなった(5月上旬末)。
 重病とは言えなくとも結構な重さだったのか?、丸1ヶ月間酒も飲まずだった。丸1ヶ月飲まずは恐らく成人になって以来だろう。気にせず飲めるのは先になるだろう。10年前の前立腺摘出手術でも手術後15日程で飲んでいたのに。
《今後の問題と病院の終了》(徐々に直るだろう、加速対処が出来ないかと思う部分)
  • 様々な下記症状が残っているが、根源は左眼の上周辺と内部に腫れ((2c)から(3a)方向)があり皮膚を触ると、少々痛く、左眼を軽く押しても痛みを感じることから、その腫れがなくなるまでじっくり待つことになるだろう。
  • その影響が、左眼上の痒み(夜中に一時の結構な痒さが出て対処)・左眼の奥の軽くジンジンとする感じ(痛みにまでにはならなくなった)・左眼視軸の狂い(大分直ったが)・左眼の充血(まだわずかにある)・(3a)に触れた時の皮膚感覚のブヨブヨ感や鈍さ、などになっていると思う。奥に入ったヘルペスのドレインはリンパしかなく、皮膚表面のように破れないから遅いと言う感じである。
    と思いながら5/11のK2病院皮膚科外来(K1病院の眼科外来は5/9)で先生に聞くと、
  • 快復促進剤はなく、後は自然治癒中心、
  • 冷房に顔面を当てることへの注意(痛みが出る場合がある)、
  • 額にしわをよせられなくなったら麻痺、
  • などの注意をいただいて、一応治療終了、異常が発生したら外来となった。
 と言うことで、おおよそは終えることになった。記述の改版は、病気から無意識になったとき思いだしてと言うことになるだろう。

 部位と症状の経過図
 身体全体・顔と額と眼・熱と痛みと痒みなどなど複雑で文章でに記述はわかりやすさに欠けるのでpdfで経過式に示しておこう。
 後は徐々に快復と思っていてがまだありそう。後は順々に追加記載する。
  • 左眼まゆ毛辺の痒みとさわった時の軽い痛みは少しずつ和らいでいるがまだある。眼も使えば痛みが発生する。痛みは多分神経的ではなく、視軸ズレを調整しようとする筋肉の疲労から来るものに思える。夜中に1回程はまだ、痒みの処置に起きて顔を洗い薬を塗る。
  • 5/14朝起きて寝床で眼を開いたら、何かおかしい。左眼の視軸が今度は今までと逆に右方向上がりに傾いているのだ。直ぐに直ったが、翌日もまたそうだった。不思議なこともあるものである。
  • こめかみのブヨブヨ感・痒みはまだ残っている。これは神経的な問題もある。1個所だけ皮膚の黒ずみがなかなか良くならない部分があり、こことブヨブヨ感は一致している。
  • 今まで書いていなかったが、額などはかさぶたになり、かさぶたが落ちたのでこれで終わりと思っていたら、その後そこに極めて小さなプツプツが生じた。顔にできる1mmなどの極めて小さい脂肪の塊のようなものである。これは手で触ると簡単に落ちてしまった。
    こめかみに出来ているぷよぷよ感がある部分にも5-10程こんなブツブツが出来ている。ところがここのものは皮膚の表には出てこないし、触って落とすことも出来ない。そこで勝手にこんな推測をしている。
  • 額に出来た疱疹などは皮膚が破れヘルペスなども体外に出て、かさぶたになり治癒した。ところが左眼周辺や奥に入ったヘルペスは皮膚が破れて体外排出することもないので、死骸となって身体の中に留まっているのかも知れない、これが小さなブツブツなのではないだろうか、だから長引く、と言うことなのだろうか?

    ここまでの総括だが、
  • 表皮部分の疱疹は膿疱が破壊され分泌液が皮膚外に出た後カサブタが治癒すれば痒みや痛みが残っても、腫れなどは治まりやすい。
  • ところが、眼に入った疱疹は眼球とその周囲と言う身体の内部問題である。これは外部に出るところがなく、身体がリンパ系などで吸収するしか方法がない。もし、外部にとなればこめかみ部分は眼球奥に一番近く、眼の腫れの影響はこめかみを含む周囲にいつまでも影響を与える。ほぼ、内部的な吸収を終えるまで影響は続く、その間は内部に腫れがある・少々熱を持っている・痛みがあるなどは続く。
  • 私は「でき物」など出来ると。水疱や膿がある程度落ち着いた段階で、それらを押し出してしまうことが多い。そうするとあっという間に治癒してしまう。こめかみのブヨブヨ感は、眼周辺の腫れから来る分泌液が皮膚面に出やすい部分と思うので、ここに分泌液抜きなどの対処を出来ると治癒も速いと思っていたのだが、経験的な素人判断である。
  • 小学6年生の時だから1950年代のことである。朝起きたら左足の膝の関節が痛くて動かない。町医者は2日程ペニシリンをうってくれたのだが痛みは治まらない。すると”駄目か”と言いながら20cc注射器を持って来て膝に刺した。最初何をするのかわからなかったが、血混じりの膿が出てきた。翌日からは飛び跳ねて遊んでいた。今だったらどうするのだろう。こんな経験から”膿は抜くのが治癒が早い”と思うようになったのである。
  • とこんなことなのではないだろうか。

    5/22(退院後約5週間経過以降)
  • 一時、左眼上部の痛痒さが結構復活し、夜中など起きて顔を洗い痒み止めなどの対処を必要としたが、5/20頃から夜中に起きても対処までは必要なくなり、額や左眼の上などをマッサージする程度で再度眠りにつけるようになった。
    顔の左を下にしても寝られるようになった。左眼上部の痛痒さも大分軽減してきた。
    退院まではなかった痛痒さやしびれ感などの拡散が退院後出てきていた。左眼下へはないが、左眼眉毛と上への拡散を感じている。病原の吸収と放出を左眼上の眉毛から額の部分でやっているような感じである。
  • 左眼から左耳にかけてのブヨブヨ感も大分軽減した。そこに発生していた極めて小さな脂肪の塊のようなもの(ヘルペスの死骸?)なども小さくなったり、ポロリととれるようになった。
  • 皮膚に茶褐色に変色していた部分が残ってはいるが、かなり薄くなった。
  • 左眼の視軸のズレはほぼ感じなくなったが、左に眼を向けた瞬間には合うまで1,2秒要する感じは残っているのだが、これが病気前からのことかはわからない。少なくとも右方向の合い方より悪い。
    左眼にゴロゴロ感が残っている。また、昼仕事をしていると(結構パソコンを使用)少々眼に痛みを伴うが、能率が落ちるほどではない。左首筋のリンパの腫れはある。
  • 眼が多少ゴロゴロしたり、痛いときが出ても、テレビを見る時間は病気前と同じようになってきた。
    酒は毎日日本酒半合ほどだ。時間をかければもっと行けるようになった。
  • そろそろゴルフでもやろうかという気分にはなってきた。

インターネット上の置き場所URLは 帯状疱疹(http://home.d09.itscom.net/den-en/oknhrk/chap5-body/common-h/tj-houshin.html) 

親は(http://home.d09.itscom.net/den-en/oknhrk/chap5-body/index-b2.html) である。
    《諸々》
  • 今まで普通のでき物程度しか経験したことがないから「人からは帯状疱疹大変だよ」と聞いていても実感なく甘く見たことが反省である。でも無知とはそんなものかも知れない。
  • 直りの遅さには閉口している。これが特徴だ。一・一進一退(差引0.1進)で少しずつ良くなるのだろう。
  • 医師説明・・・お医者さんの責任ではないのだが、入院の勧め「これは入院1週間」とあっさり・ぽつりと言うのではなく、「経験的に入院でないと駄目」とでも言ってくれたらと思った。
  • 点滴針を腕に固定的につけ続けていると点滴針が時々つまる。看護婦は特殊針を使えず、普通の針を臨時に使うが、夜間勤務の点滴針を入れられない看護婦には何回もやり直し、漏らして腫れたりで閉口した。皮下注射程度の能力しかないのだ。何故、針が詰まるかだが、血が逆流するのだ。なぜ逆流するかと言えば、腕に力を入れると腕の圧力が高まり逆流してしまい固まってしまうのだ。この点は患者に「極力力を腕にこめないように」注意しておく必要があるだろう。
  • 看護婦が体温測定に来る。最近は赤外線による体温測定器も持っているようだ。それを使って「これを使うと高く出る」などと言っている。後でわかったのだが、私のように額に腫れを持っている患者などに使えば当たり前だ。看護婦の無知である。
  • 口の中の異常感と痰・・・ここ3ヶ月ほどタバコは口にしていない。痰はほとんど出なくなっていたのだが、3/31にはちょっと通常とは異なる口の中の異常感と痰が出始めた記憶がある。これはここまで続いてきた。どんな口の中の異常感と痰か?表現は難しいのだが、口の異常感は口の中の粘膜がはがれる感じ(実際にはがれているとは思わない)、痰ははがれた粘膜をはき出しているような感じである。
  • 1つの病気とは言え医師は自ら経験していないことがほとんどだろう。患者の体調や特性も様々・菌の特性も幅があり・対処への差などで症状には幅があり、また病状のきめ細かい把握やその後の状況などを克明・的確に把握するのは不可能であるだろう。であるから、今後どんな風に推移するのかなども言いづらいだろう。言えないかも知れない。でも、何か参考になるものは知りたい。こんな回復事例などの紹介があるとよいだろう。