テレビのディジタル化

タイトル内容
全体理解まず、ここを頭に入れていただきたい。
チャンネル・
リモコン番号など
じっくり眺めていただきたい。
アンテナ入力環境自己設置アンテナ(VHF,UHF,BS,CS)、CATVなどがあり、複合して使われている場合もある。こんな注意が必要だ。
テレビと
録画装置などの接続
訳がわからず、試行錯誤するより、こんなことが解っていれば、接続も容易になる。付属の説明書にもこんなことは何も書かれていない。

 右のようなことで、自信がない人は、
  • 最新のテレビを買ってくる(ディジタル放送が始まっている地域では、アナログが写らない方がよい)
  • DVDレコーダはあきらめる(といってもVHSレコーダは売っていないのが不便、VHSレコーダを使えるだけ使う)
  • わかる人が近くにいても、その人が毎度ではたまらないので、それもあきらめる。
こんな方法しかない。
普通にパソコンを使うより難しいかも知れない。
操作が容易なタッチパネル式のオプションででもカバーしてもらえるとよいのだが、今そんなものはなさそうである。
こんな私でも、希に使おうとすると自分でもマニュアル頼りとなる場合がある。

 

 テレビのディジタル化とDVDレコーダの扱いは一般の人には非常に難しい。それには理由がある。老人などはもうフルには使えないだろう。知り合いの電気屋の老齢の親父さんでもお手上げで息子任せなどと言っているし、テレビはまだしもDVDレコーダーなどを売ると後が問合せで大変などと言っている。

  • まず、昔からのアナログ放送テレビだが
    「電源を入れてチャンネルを指定すれば見える」だけだから、
    最新のテレビを購入すると
    • アナログ放送とディジタル放送の両方が見え(2011年にはアナログは見えなくなるが)、混乱する、
    • 一般の人にはアナログとディジタルの違いが具体的にわからない、そもそもアナログとディジタルの違いを正確にわかる人は専門家程度の人だろうから無理もない、
    • 電話回線やインターネット回線に接続し情報を送受信する機能がある、これが何のためだかもわからない、
    • 機能も複雑になっており、いろいろな機能を使えない、
    などである。
  • DVDレコーダーは(使える人には大変)便利である。テレビに内蔵されているものもある。
    一番便利な点は、中にハードディスク(HDD)と言って大容量の記憶装置が入っているので、ビデオのようにテープを入れ換えなくとも番組が複数、何十時間と録画出来る点が何といっても良い。ところが、これを買ってくると、複雑さは一層増してしまう。2倍複雑どころの騒ぎではない。
    • まず、一度HDDに録画したものをDVDディスクにコピー又は移動しようとすると、売っているDVDディスクには様々なものが何十種類とあるので、どれを使って良いかもわからない。
      まず、Blu-rayとHDものがある。次に、記憶容量で1倍と2倍のものがある。さらに、-R,+R,-RW,-RWなどがあり、さらにさらにだが、CPRM非対応と対応の2種類がある。これらの組み合わせだけでも何十種類となる。
    • やっと「自分はこれを使えばよい」とDISCがわかっても、そのDISCに書き込もうとするとイニシャライズなんていうものが、ある場合には必要だったり、必要なかったりする。
    • また、ファイナライズなんて言うものも必要である。
  • ディジタル用のDVDレコーダを買えば、その中に内蔵されているチューナを使って、アナログテレビでディジタル放送を見ることができる。知識のある人なら、当然わかることなのだが、ケチをしてこんな組み合わせで使おうとすれば益々複雑になる。
    有線放送などを利用している人には業者がチューナなどを用意しているが、それを使うにもまた複雑化する。
という具合である。

 テレビのディジタル化の理解やDVDレコーダの操作は、昔の電気屋の私(1941年生まれ)ですら結構時間がかかった。放送の本は1冊簡単なものを買ってきた。
  • 最近は面倒くさくなって、説明書などをまともに見ないこと(ひっっかかると探しながら見る)
  • 注意点が先に書いていないことなど、本などの説明の順序の悪さや内容不足である。
 そこで、こんなものを作成した。私の場合だが、これが最初に頭に入っていれば理解は極めて容易だったのだが、本などの執筆者には当然のこととして説明されていないのかも知れない。理解のコースというものは、人それぞれ違うのだろうが、ある種の人の理解の早道になればと掲載している。下記の記述も元電気屋の私が書いているので、全くの素人には「それでも」というところはあるだろう。また、推測も多いので完全には信用しないで欲しい。細かい点、ディジタル放送の様々な機能は、市販本で見ていただきたい。