ホームページ作成

　私は古いのかも知れない。未だにタグを使ってコツコツとやっている。人から観れば「何をそんな要領が悪いことを」と思うだろう。しかし、生産性が悪いとは思っていない。コツコツとやっているのは、こんな理由がある。
• 昔はプロバイダーから提供されるメモリー容量も少なかった。今は100GBなど当たり前だが、10GB程度だった。
• internetへの接続回線速度も遅かった。10Kbit以下だった。
• こんな条件においては、ホームページを見てもらうためには、ファイルの規模にはいたずらに大きくならないように神経を使わざるを得なかった。フォントなどは相手が所有するもので見る、などが染みついているので今でもフォント指定などはしたくないし、していない。
• こんな事で、主要なタグは単語登録しておいて、省略語を打てば出るようにし、生産性を上げている。
• 今、いろいろなソフトウェアでhtm(html)を生成できるものがある。ちょっと使ってみたのだが、必要もないタグや諸指定（文字の大きさやフォントなど）で、本文を発見するのが大変である。ファイルにも依るだろうし調べたわけではないが、シンプルなタグで作成したものに比較すれば10倍も大きいファイル規模になっているのかも知れない。
• そんな場合は「てにおは」一つ直すだけのように、ちょっと直すだけでも、その個所を発見するのが大変である。
• こんな事で、今尚自動生成は使用していない。購入したhtml専用の自動生成ソフトウェアには、文字の大きさやフォント無視などの指定が出来るかも知れないのだが、必要性を感じないのでわざわざ買う気にもならない。
  ちょっと比較を示してみよう。←重要
とこんなことである。しかし、いくらメモリーをじゃぶじゃぶ使って良い、回線速度は速いのだから気にしなくて良い、と言っても基本は基本であろうから、今後もコツコツとタグを使ってやって行くつもりである。メモリー量、冗長な情報とはいえ資源は資源だから、守りたいと思っている。
　自動車だが、今持っているエンジンのパワーがちょっと足りないからと、変えるときにもう少し大きいエンジンにする。ところが、それに慣れてしまうと、また不足感を感じるらしい。ホームページなどは出来るだけ速くdownloadされて欲しい、という欲求は際限がないものと思っている。それには、意味がない情報量を減らすのが基本である。