経過観察状況
2008年1月から
- 《昨年11月:一瞬?》(2007年の記事)
末日に血液検査の結果を聞きに病院を訪れる。血液は1週間ほど前に訪れ取っている。PSA=0.02と聞かされる。今まではPSA=0.01である。一瞬「再発?」と思うが、代理の若い先生も測定誤差の範囲かも知れない、と言うし、息子にも「再発しても前立腺癌の場合は、進行は遅いらしい(多分癌細胞特性なのだろう)、後5〜10年生きていれば良いだろう」などと半分冗談を言っているので、妻にも言わず(あまり気にすることもなく)日常生活を続けることとする。1月中旬には健康診断でPSAの検査もあるので、転移などで悪化しているなら「それはその時考える」ことにする。1月の検査の結果はPSA=0.01まあ一応急変はしていないと思って良いのだろうが、正直言ってわからない。気にしても仕方がないし、所用に追われてほとんど頭にはない。
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《PSA》
(4月)PSA=0.03となった。昨年11月PSA=0.02 1月PSA=0.01にように変動しているので、先生に「値が上がりましたね」と聞くと「この範囲は心配ないでしょう」という。
(8月)PSA=0.01である。
PSA=4以下が要観察、4〜10が癌の恐れ、10以上は癌の疑い強し、などを目安にしていることを考えると0.0Xは1/100〜1/1000レベル、測定誤差もあるかも知れないし、このような1/100範囲で上下している間は気にする領域ではないと思うようにしよう、とすることにした。
《参考》この1年ほど前に、先生から最近測定精度が上がっていることを聞いている。
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《身体状況》
・最近、朝排便をし、間もなくもう1回催すことがある。手術後は出が良すぎた位だがなんだろう。
習慣が変わり寝際に水物を取らなくなったのも原因かも知れない。
・結腸辺に何か違和感を感じることがある(手術前からあったのだが)。
・股関節が硬くなったのを感じる。訓練不足と年齢のせいと思う。
・パッド消費は運動などしないときには「0」である。するときも何枚も使わず「1」である。
こんな程度である。
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《その他状況》
・ゴルフはやっている。と言っても、今年は10回ほどしかできなかった。
・最近妻と週2回1時間ウオーキングを開始したが、これもさぼりがちである。。大したウオーキングでもないのに翌日股間が少々痛いことがある。
- 《2008年10月》
・手術後3年を経過した。幸いPSAは異常ないようである。病院通いも6ヶ月置きになった。
・底筋訓練は希に思い出した時にやっている程度である。今日は外出・ウオーキング・などと歩きがある場合には念のためにパッドを使っている。こんなことでパッド使用量は3日に1枚程度である。
・体重は、手術後太った以降は横這いである。筋肉が衰えているから体重は変わらなくても特に腹部が太くなった感じはする。
・身体が中性化したように感じる。
こんなところで、一応何事もなく生活している。
- 《2009年12月》
・手術後4年を経過した。幸いPSAは異常ないようである。
・底筋訓練はほとんどやらないと言ってよいだろう。ただ、老齢になるに従い益々筋力は落ちてくるだろうから、手術をしたから底筋訓練ではなく、老齢化対処への底筋訓練と考えなかればならないだろう。体重は横這いである。こんなところで、一応何事もなく生活している。
- 《2010年12月》
- 手術後5年を経過した。間もなく70歳である。軽い異常はあちこちにあるし、老化は益々感じる。頭も徐々に薄くなる。
- 骨盤底筋訓練は特にやっていない。底筋が手術や歳なりに弱っているのだろう。膀胱の柔軟性も落ちているだろう。昼間の活動時、膀胱の蓄積量は半分という感じである。夜間は結構たまり、朝までトイレに行かないことも多い。
- 通常なら、膀胱→前立腺→尿道となっているのが、膀胱と尿道直結となってしまっているから、出がよい一方で、何かの拍子にちょっと尿道が緩んだり、下腹に力が入るとちょこっと漏れるのだが、これは仕方がないものだろう。こんなことで、安全のためにゴルフ・飲み会・その他心配時には軽パッド使用である。持ち物の中に常備所有している。
- 知り合いや友人達で同じ病気にかかった人が何人か居る。この時期になってひょっと思ったことなのだが、やはり「大量出血を予測し、予め自己の血液を蓄えるような手術方法は避けた方が良いのではないか」と言うことである。
テレビで見たことが頭に残っているのだが、免疫力は20歳の時を1としたら、50では1/2、70では1/3だそうである。私は1/3である。前に記述したように、私のこの病気は今から20年近く前の胃からの軽い下血による免疫力低下にあるとしたら、中高年の病気だから開腹手術では、手術が正常に行われても貯血による半年などの一時の血液不足から、一層の免疫力低下による他の病気促進へとつながってしまうかも知れない、ということからである。
- 通常なら、膀胱→前立腺→尿道となっているのが、膀胱と尿道直結となってしまっているから、出がよい一方で、何かの拍子にちょっと尿道が緩んだり、下腹に力が入るとちょこっと漏れるのだが、これは仕方がないものだろう。こんなことで、安全のためにゴルフ・飲み会・その他心配時には軽パッド使用である。持ち物の中に常備所有している。
- この先、どうなるかは誰もわからないのだが、私の記述はここでほぼ終えるつもりである。
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